【なぜ主イエスは天国のかぎをべテロに授けたのでしょうか。】との質問を頂いたので回答します。
マタイ16:15-17にはこう書かれています。
イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」
シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」
するとイエスは、彼に答えて言われた。「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。
イエスは弟子たちに、イエス自身を何者だと思っているのか?との主旨の質問をしています。
それに対して、最初に答えたのが使徒ペトロで「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と答えました。キリストとはメシアの事であり、この世から救ってくれる者が現われると予言されていた本人が、今ここに存在している事、使徒ペトロがそう信じている事を公言したのです。
それに対し、イエスは「正解だ」との主旨の事を言い、父なる神様が使徒ペトロを一番に認めている事を公言して、その父なる神に従い祝福して、彼にイエス・キリストご自身が天に戻られた後、天の国に行ける人を定める事が出来る権限であるカギをお与えになったのです。
ディスカッション
コメント一覧
当然、裁かれるのは神様です。
「これが良い事です。」と伝えたのがイエスですし、イエスは、使徒ペトロにその任務を与え定めたのです。
神様がイエス・キリストに新しい契約を定める任を与えた証として、イエスの死と、復活によって、認証されたのです。
>天の国に行ける人を定める事が出来る権限であるカギをお与えになったのです。
マタイ25:31-34、ヨハネ5:27-30によると、それを定めるのはペテロでなく、イエスです。そしてイエスは父なる神に従って裁きます。